Q:転職理由を教えてください
前職では自費診療アシストやアポイント調整に追われ、患者さんへ十分な予防指導の時間が確保しづらいことが課題でした。長く衛生士として働くうえで、担当制で経過を見守りながらPMTCやSRP、生活習慣まで含めた保健指導に取り組みたいという思いが強くなり、予防中心かつ訪問歯科にも注力している今の職場へ転職を決めました。
予防歯科と訪問診療に力を入れるクリニックへ転職した高橋 由衣(仮名)さんに、転職のきっかけや現在の働き方について聞きました。
前職では自費診療アシストやアポイント調整に追われ、患者さんへ十分な予防指導の時間が確保しづらいことが課題でした。長く衛生士として働くうえで、担当制で経過を見守りながらPMTCやSRP、生活習慣まで含めた保健指導に取り組みたいという思いが強くなり、予防中心かつ訪問歯科にも注力している今の職場へ転職を決めました。
外来ではスケーリング・PMTC・ブラッシング指導などの予防処置を担当し、矯正やインプラントはアシストを行います。週2回は訪問歯科で、サ高住や特養、老健へ伺い、高齢者の口腔ケアや義歯調整、誤嚥予防のための口腔機能訓練を行っています。訪問車はクリニックが用意され、運転は専任スタッフが担当するため、ケアに集中できる体制です。
アポイントは担当制で、1人あたりの時間が十分に確保されています。完全予約制のため残業は少なめで、ワークライフバランスが取りやすい点も魅力でした。見学時に感じたのは人間関係の良さで、スタッフ同士で助け合える雰囲気があり、上司や先輩にも相談しやすい文化が根付いていると感じました。
訪問先のサ高住で、食事時のむせが増えていた利用者さんに対し、口腔機能訓練と口腔衛生管理を継続しました。介護職の方とも連携し、食事前のケア手順を共有したところ、数週間でむせが減り、食事量も上がりました。ご家族から「食事が楽しみになった」とお言葉をいただき、多職種連携の力を実感しました。
見学では担当制の有無や1枠の時間、訪問歯科の体制(車両・運転担当・同行メンバー)を確認するのがおすすめです。残業の実態や教育体制、院内のコミュニケーションも働きやすさに直結します。予防や訪問に興味がある方は、症例共有やカンファレンスの有無もチェックするとミスマッチを減らせます。
予防中心・訪問歯科に挑戦しながら、患者さん一人ひとりの生活に寄り添うケアを実践してみませんか?
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