転職者インタビュー|薬剤師・北海道

【北海道】総合病院から調剤薬局へ。家庭とキャリアの両立を実現

札幌市の総合病院薬剤部から、地域密着型の調剤薬局へ転職した高橋 里奈(仮名)さんに、転職の経緯や現在の働き方について伺いました。

調剤薬局外来中心家庭と両立地域医療に貢献
調剤室で薬を手にする薬剤師のイメージ

Q:転職理由を教えてください

札幌市の総合病院で病棟業務注射薬調剤に携わっていましたが、夜勤や突発的な当直が多く、子どもとの時間が十分に取れないのが悩みでした。
また、病院では多職種連携や高度医療に関わるやりがいがあった一方で、一人の患者さんと長期的に関われる機会が少ない点に物足りなさも感じていました。
家庭との両立」と「患者さんとの継続的な関わり」の両方を実現したいと考え、調剤薬局への転職を決めました。

Q:現在の仕事内容を教えてください

内科クリニックの門前薬局で勤務しており、外来調剤一包化を中心に担当しています。高血圧や糖尿病といった慢性疾患の患者さんが多く、ポリファーマシー対策として重複投薬のチェックや、飲み忘れを防ぐ工夫をしています。
また、電子薬歴を活用し、服薬状況や生活習慣を記録することで、次回来局時にスムーズにフォローできるよう工夫しています。患者さんから「薬の説明がわかりやすい」と言っていただけるのが励みです。

Q:新しい職場に決めた理由は?

自宅から車で20分と通勤が短縮されたこと、そして完全週休2日制残業がほぼないことが大きな決め手でした。
給与面は病院時代と大きな差はなく、社会保険や産休・育休制度も整っており、安心して働ける環境だと感じました。
さらに、院長先生の「地域の患者さんの生活を支える」という理念に共感し、ここでなら地域医療に貢献しながらキャリアを積んでいけると思いました。

Q:印象に残っているエピソードは?

高齢の患者さんで、複数の医療機関から処方を受けていた方がいました。服薬数が20種類を超えており、飲み忘れや副作用に悩んでいました。
医師と連携しながら薬剤調整を行い、一包化や飲み方の工夫を提案したところ、「薬をきちんと飲めるようになった」と喜んでいただけました。
病院時代には短期間しか関われなかった患者さんが、薬局では数年単位で継続的にフォローできることに、大きなやりがいを感じています。

Q:職場環境について教えてください

スタッフは薬剤師3名と事務2名の少人数チームで、アットホームな雰囲気です。疑義照会も気軽に相談でき、感染対策調剤過誤防止のダブルチェック体制も整っています。
時短勤務をしているママ薬剤師もおり、家庭と両立しやすい柔軟なシフトがあるのも心強いです。

Q:これから転職を考えている方へメッセージ

まず「どんな働き方をしたいか」を明確にすることが大切だと思います。
夜勤や残業の有無、教育体制、通勤条件などを具体的に確認しておくと後悔が少ないです。
薬局は地域密着で患者さんとじっくり向き合える場ですし、病院とは違うやりがいがあります。見学や体験勤務を通して、自分に合った職場かどうかを見極めてみてください。

職場の魅力まとめ

  • 完全週休2日制・残業ほぼなし
  • 慢性疾患患者へのポリファーマシー対策
  • 地域の患者さんと継続的に関われる
  • 少人数チームでアットホームな職場環境

高橋さんのように、家庭と両立しながら地域医療に貢献できる調剤薬局で働いてみませんか?

この条件の求人を見る