Q:転職理由を教えてください
調剤薬局で5年間働いた後、より幅広い知識と臨床経験を積みたいと考え、総合病院への転職を決めました。外来中心の薬局勤務では患者さんの生活に寄り添える反面、病棟業務やチーム医療の経験が限られていました。結婚を機に地元・岩手に戻るタイミングで『地域医療を支える病院薬剤師』として働きたいと思ったのがきっかけです。
総合病院へ転職し、夜勤や多職種連携を経験しながらキャリアを築く佐藤 由美(仮名)さんにお話を伺いました。
調剤薬局で5年間働いた後、より幅広い知識と臨床経験を積みたいと考え、総合病院への転職を決めました。外来中心の薬局勤務では患者さんの生活に寄り添える反面、病棟業務やチーム医療の経験が限られていました。結婚を機に地元・岩手に戻るタイミングで『地域医療を支える病院薬剤師』として働きたいと思ったのがきっかけです。
循環器内科と呼吸器内科の病棟を担当しています。入院調剤や持参薬鑑別、服薬指導はもちろん、吸入指導や抗凝固薬のモニタリングも日常的に行っています。また、夜勤では救急外来の処方や臨時調剤に対応。ICTを使った情報共有や、AST(抗菌薬適正使用支援チーム)のカンファレンスに参加し、医師・看護師との連携を図っています。
面接で感じたのはチーム医療を大切にする文化でした。薬剤師の意見をしっかり尊重してくれる環境があり、感染制御認定薬剤師など資格取得の支援体制も整っています。勤務は2交代制で夜勤もありますが、シフト調整が柔軟で、残業も1日30分程度と無理がありません。岩手県は車通勤が基本ですが、片道25分の距離でストレスなく通えています。
救急外来で、急性心筋梗塞の患者さんが来院したときのことです。医師が投与を迷っていた抗血小板薬について、薬歴や併用薬を確認し出血リスクが高いことを即座に指摘しました。その場で別の治療方針が採用され、後日医師から『あの助言は助かった』と感謝されました。多職種の中で薬剤師が専門性を発揮できた瞬間であり、大きなやりがいを感じました。
病院薬剤師の仕事は夜勤や残業もあり大変ですが、その分だけチーム医療の一員として成長できる環境です。岩手のように広いエリアでは、地域医療に関わる責任も大きいですが、その分やりがいも深いです。臨床に携わりたい方、患者さんの入院から退院まで寄り添いたい方には、総合病院は良い選択肢だと思います。
佐藤さんのように、チーム医療で専門性を発揮しながら地域に貢献できる病院薬剤師を目指しませんか?
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