Q:転職理由を教えてください
総合病院で7年間働いた後、より専門的な領域に挑戦したいと考えました。特にがん化学療法や治験薬の管理に関心があり、先進的な症例に触れられる大学病院への転職を決めました。また、東京都内は学会や勉強会の機会が豊富で、スキルアップや資格取得を目指しやすい点も魅力でした。
大学病院に転職し、治験や先進医療に携わる一方で、後輩の育成にも力を注ぐ田中 美沙(仮名)さんにお話を伺いました。
総合病院で7年間働いた後、より専門的な領域に挑戦したいと考えました。特にがん化学療法や治験薬の管理に関心があり、先進的な症例に触れられる大学病院への転職を決めました。また、東京都内は学会や勉強会の機会が豊富で、スキルアップや資格取得を目指しやすい点も魅力でした。
外来化学療法センターで抗がん剤調製や副作用対策を担当しています。無菌調製室での抗がん剤調製は緊張感がありますが、安全を守る最後の砦としてやりがいを感じます。また、治験薬管理や臨床研究サポートも兼務し、GCP遵守やモニタリング対応を行っています。さらに、学生実習や研修薬剤師の指導も担当しており、教育者としての役割も大きいです。
面接で感じたのは、チーム医療の文化と薬剤師の専門性への理解でした。医師や看護師との距離が近く、意見を尊重してもらえる環境があります。また、感染制御専門薬剤師や外来がん治療専門薬剤師といった資格取得のサポートがあり、キャリア形成を長期的に考えられる点が大きな決め手でした。
がん患者さんの外来で、副作用による倦怠感に悩んでいた方がいました。医師と相談し、支持療法薬の調整を提案したところ、患者さんが『こんなに楽になるとは思わなかった』と涙を流して喜ばれました。薬剤師の一言が治療継続につながる瞬間に立ち会い、大学病院で働く意義を強く感じました。
大学病院は症例の幅が広く、新薬や治験薬にも多く携わります。その分、責任も重く残業や夜勤もありますが、得られる経験はかけがえのないものです。専門性を高めたい方、教育や研究に関わりたい方には大きなチャンスがあります。東京という土地柄、情報や機会が豊富なので、挑戦したい方には最適な環境だと思います。
田中さんのように、研究と診療の両方に携わりながら薬剤師として成長しませんか?
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