Q:転職理由を教えてください
大学卒業後は総合病院の薬剤部に勤務していましたが、入院患者さん中心で地域住民とのつながりが少なく、もっと地元の人の生活に寄り添いたいと考えるようになりました。新潟は高齢化が進んでおり、かかりつけ薬局として地域に貢献したいという思いで転職を決意しました。
新潟市内の門前薬局から、地域密着型のかかりつけ薬局に転職した高橋 麻衣(仮名)さんにお話を伺いました。雪深い地域で高齢者と向き合う日々について語ります。
大学卒業後は総合病院の薬剤部に勤務していましたが、入院患者さん中心で地域住民とのつながりが少なく、もっと地元の人の生活に寄り添いたいと考えるようになりました。新潟は高齢化が進んでおり、かかりつけ薬局として地域に貢献したいという思いで転職を決意しました。
処方監査や調剤業務に加えて、在宅訪問も行っています。独居高齢者のご自宅を訪問し、残薬確認や一包化調剤による飲み忘れ防止を実施。最近は漢方薬の処方も増えており、食欲不振や冷え性に悩む方に体質に合わせた説明を心がけています。ICTを活用し、訪問看護師やケアマネジャーと情報共有をしています。
在宅訪問を続けている80代の患者さんが、以前は飲み忘れが多く血圧コントロールが不安定でしたが、一包化と毎週の服薬カレンダー設置によって安定しました。『薬のおかげで畑仕事が続けられる』と笑顔で話してくれたのがとても印象的でした。
薬局は調剤だけでなく、生活に密着した服薬支援を行えるのが魅力です。雪国ならではの通院困難な方への在宅対応もあり、薬剤師としての幅が広がります。残業も少なくワークライフバランスがとりやすいので、家庭と両立しながら地域医療に貢献したい方におすすめです。
新潟で暮らす人々の生活を支える『かかりつけ薬局薬剤師』として、高橋さんは日々やりがいを感じています。
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